老いるグリース(OilGrease)
37年の時を経て、オリビアは還暦を越えているがいまだ美しい。
トラボルタもよい年齢を重ねているようだ。
人は老いる!出落ちの親父ギャクを書いてしまうほどに・・
実数年齢より、その重ね方にその人の魅力は現れる。老いてかわいてなお人は触れ合いたいが、経験に頼り、自然と新鮮な体験を拒み、ますます老いを加速させる。
虚栄は実体を萎ませる。萎んだ花は、お世辞や機嫌取りの言葉に飢え、躍らされる。嘘は無論のこと、虚飾、印象操作など、お化粧も少しづつ、他者に映す自分の像と実態の乖離を生み出していく。 実像を他者の評価に晒してこそ、実体は磨かれる
植物工場は個性をなくすことを目標にするが、人はそうは行かない。化粧か、すっぴんか、飾るか磨くか、 主体意志を捨て「磨かれ飾られる」ようになることがゴールなのだろう。しかし今度「捨てる」という意思を持たずに捨てられるか?自分に正直に生きるということは、想像する以上に難しい。
トラボルタはきっとカツラをはずしてファンの前でサタデイナイトフィーバーしたいだろうし、オリビアだって毎日フィジカルしてても限界はあるのだろう。
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