出落ちと自虐

 「徳島は何にもないですよ」
 「こんななんにもない徳島へようこそ」
徳島人のほとんどがこう応える。
 川、道、山の美しさはこの謙虚な人々によって作られ保たれている。相手に自分を立ててもらうとか、相手に下げた表現を使わせない事を狙った、下手なアピールより遥かに高度な自虐なのである。

 「飛行機は阿波踊り禁止です」。
徳島空の玄関口「徳島阿波おどり空港」 である。関西方面からの客以外はほとんどここを通る。一年中練習を重ね、一部はほとんどプロ化して、世界中に発信している世界一の盆踊りは、飛行機を安全に離着陸させるべき空港の名には向いていない。しかもやはり、お盆の3日間が最高であり、一年中変わらず稼動する交通インフラのネーミングとしてはほほえましい疑問がのこる。「徳島空港では飛行機も阿波おどり」なんてニュースは見たくない。実際は晴天率高いし、市内から近い優秀な空港であることを書いておく。


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「俺の故郷は世界遺産になり、全部有料道路になって、船か軽自動車以下の車重の車両でしか行けなくなったんだけど、夜間飛行で水上機で工作と墓参りに向かってたら、連合軍麾下になった海保のオスプレイが能登レールガン空港からわざわざスクランブルしてきて無謀にも説得しようとしてきたから、逆説破の上、配下の工作員として、私用の墓参りの送迎も頼んだが、悪いから、基地前の繁華街でお礼と親交を深めあってたら、地場マフィアの跡継ぎにされそうになってるんだが。