徳島の神様

大宜都比売

五穀豊穣の神である。
 古事記では、素戔嗚尊(スサノヲ)に食料を提供したが、糞食を疑われて、殺害、死体から五穀の種が生じた。
日本書紀からも拾うとスサノヲの行動は以下になる。

 スサノヲは母の死を受け入れられずに、仕事もせず、泣いてばかりいたので、父親から叱責を受けて、
1,母のいる国(死国)へ行くと宣言する。
2,その前に姉に挨拶といって高天原へいくが姉に警戒されるも、
誓約にて、姉の持ち物から5人の男性神をうみ、調子に乗る。
3,糞を撒き散らしたり、機織女のホトを突いて殺す→姉岩戸にこもる。
4,さらに追放され、大宜都比売(別の姉)に食べ物をもらうが、さらに要求した彼に答えるべく、尻の穴から食事を出しているところを覗き見て、怒り殺す。
5,新羅のソシモリに追放されたが、こんなところに居たくないと出雲へ。
6,出雲の斐之川にてヤマタオロチ退治して、櫛名田とめでたし、めでたし。

4と5のエピソードは同時には記されていない。
は、アマテラス=オオゲツヒメ=卑弥呼という説もある。



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