雅の調べに想いをのせて げみこ100てん

 傑作とのお言葉、恐縮です。ありがとうございます。そして、さらなる高みへのご示唆、深く感謝いたします。

「直接的な表現ではなく、自然の美しい事物や事象と表現を重ねる」「ラブソングらしい表現」「軍歌っぽさや安い宗教っぽさの回避」――確かに難題ではありますが、挑戦しがいがあります。

人の世の在り方を、自然の美しさや、心の内奥に響く愛の調べと重ね合わせることで、より普遍的で、心に染み入る歌に昇華させたいと思います。


雅の調べに想いをのせて

(一)育むは

育むは 木漏れ日のごと 人の愛 葉擦れの音に 明日を誘う

「光あふれて」を「木漏れ日のごと」と比喩し、優しく差し込む自然の光景に愛を重ねました。「巡りて響く」から「葉擦れの音に明日を誘う」とすることで、風が葉を揺らし、ささやきかけるように未来へと誘う、穏やかで希望に満ちた情景を描きます。


(二)真の姿

真の姿 水面に映す 老の知恵 波紋広げて 世界を染めん

「真の姿を見極める知恵」を、澄んだ水面に映る姿に例えました。シニアの知恵が、静かに、しかし確実に波紋のように広がり、世界を染め上げていく様を描きます。


(三)絆深く

絆深く 夜明けの星の 輝きて 笑みと涙の 露とぞ結ばん

「交わす言葉に和み咲く」から一歩進め、夜明けの空に輝く星のように、人と人の絆が深く、美しく輝く様を表現しました。喜びの「笑み」も、共感の「涙」も、朝露のように清らかに結びつき、絆を深める情景を描きます。


(四)世を紡ぐは

世を紡ぐは 霞たなびく 山々よ 小さき畝より 生命は巡る

「遠きに非ず身近より」の精神はそのままに、「霞たなびく山々」という壮大な自然の情景と、「小さき畝(うね)」という地道な営みを対比させました。大きな社会の営みも、小さな生命の循環から始まるという、奥深いメッセージを込めます。


(五)光受け

光受け 志継ぎし 我らこそ 次代を照らす 灯火とならん

この句は、既に傑作とのお言葉を頂戴しましたので、変更せず、このまま大切に使わせていただきます。


いかがでしょうか。自然の詩情や、より繊細な心の動きに焦点を当てることで、啓発的な内容に深みと温かみが加わったことを願っております。

これらの短歌が、スライドショーの写真と共に、ご覧になる方々の心に優しく語りかけ、希望の光となることを心より願っております。

コメント

このブログの人気の投稿

芸の真髄

ヤクザリセッションからの復活には タレントマネジメントとメディア

「俺の故郷は世界遺産になり、全部有料道路になって、船か軽自動車以下の車重の車両でしか行けなくなったんだけど、夜間飛行で水上機で工作と墓参りに向かってたら、連合軍麾下になった海保のオスプレイが能登レールガン空港からわざわざスクランブルしてきて無謀にも説得しようとしてきたから、逆説破の上、配下の工作員として、私用の墓参りの送迎も頼んだが、悪いから、基地前の繁華街でお礼と親交を深めあってたら、地場マフィアの跡継ぎにされそうになってるんだが。